切らない鼻尖縮小は戻る場合があるって本当!?後戻りする原因や戻らない方法について解説(医師監修)
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切らない鼻尖縮小は戻る場合があるって本当!?後戻りする原因や戻らない方法について解説(医師監修)
2024年09月11日|17:05 鼻整形

切らない鼻尖縮小は戻る場合があるって本当!?後戻りする原因や戻らない方法について解説(医師監修)

鼻の整形メニューとして需要の多い施術の一つに鼻尖縮小(鼻尖形成術)があります。
しかし鼻尖縮小を受けても鼻が元の状態に戻ってしまったというお声もネット上では時々見受けられます。

本記事では鼻尖縮小(鼻尖形成)の術後に鼻が後戻りする原因や、修正方法、注意点についてお伝えします。現在鼻尖縮小を検討されている方の不安解消や後悔のないクリニック選びの一助になれば幸いです。

目次

鼻尖縮小術とは

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鼻尖縮小術とは、「鼻尖」と呼ばれる鼻先部分の余分な脂肪を除去し、鼻先をシャープにする手術です。
団子鼻修正ともいわれ、気になる鼻先の丸みや厚みを解消して鼻全体の印象をスッキリと整えます。

鼻尖縮小術は、切開位置や処理の違いによってオープン法やクローズ法、3D法などにわかれていて、埋没法のように切開を伴わない術式もあります。

オープン法とクローズ法

鼻尖縮小術では、主にオープン法とクローズ法の2つの方法が用いられています。

オープン法では鼻柱から鼻尖にかけて切開し、皮膚を持ち上げて手術を行うのに対し、クローズ法では鼻の穴の中から切開して手術を行います。

オープン法は手術部位が見やすいというメリットがある一方で、傷跡が落ち着くまでに時間がかかってしまうというデメリットもあります。

これに対して、クローズ法は外から傷が見えない分、施術視野が限られるため、医師の技術や経験が必要とされる施術法です。

3D法

3D法とは、鼻翼軟骨の内側脚の間に耳介軟骨を柱として挟み込む「ストラット法」と、鼻翼軟骨の中間脚部分を一部カットして内側脚及び外側脚を寄せて再構築する「Tardy変法」のどちらか、または両方を行う施術を指します。

ツンとした細い鼻先を形成するのに適した施術ですが、Tardy変法ではピンチノーズや再手術のやりづらさといったリスクやデメリットも多いのが難点です。

埋没法

埋没法とは、切開せずに糸を使って鼻先を細くシャープに整える施術で、「切らない鼻尖縮小」とも呼ばれています。
切開を行わないため施術時間やダウンタイムが短く、手軽にできる鼻整形としても知られている施術法です。
糸で縛るだけの簡易的な手術のため、劇的な変化は出にくく、あまり効果を実感できないケースもあります。

鼻尖縮小と鼻尖形成の違いについて

「鼻尖形成」という呼び方をしているクリニックもありますが、鼻尖縮小と鼻尖形成は基本的には同じ術式を用いて行う鼻整形です。

鼻先の余分な脂肪を取り除いて糸で鼻翼軟骨を引き寄せるところまではどちらも同じ方法で行い、そこからさらに耳介軟骨の移植も行うものを「鼻尖形成」といいます。

つまり、厳密には耳介軟骨の移植を伴う場合は「鼻尖形成」、それ以外は「鼻尖縮小」となります。

クリニックによっては、どちらもまとめて鼻尖形成、もしくは鼻尖縮小と呼んでいる場合もあります。
実際の施術内容については各クリニックの公式サイトなどで確認してください。

鼻尖縮小が元に戻る原因とは

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鼻尖縮小術は、ほとんどが半永久的な効果が期待できる施術です。
ただし、施術方法によっては元に戻ってしまうリスクもゼロではありません。

以下では鼻尖縮小で元に戻りやすい主な原因について詳しく解説します。

切らない鼻尖縮小は後戻りの可能性あり

切らない鼻尖縮小は、糸を使って鼻先を縛るだけの簡易的な施術です。
そのため、時間の経過とともに戻りやすいというデメリットがあります。
切らない鼻尖縮小には、鼻先に特殊な糸を入れて高さを出す方法もありますが、やはり効果は時間とともに薄れていきます。

鼻の形や皮膚の厚み、脂肪の量などには個人差があるため、切らない鼻尖縮小の効果の持続時間は人によって異なります。短いケースでは、1年もしないうちに後戻りしてしまうこともあります。
また、途中で糸が出てしまったり、感染を起こしてしまったりというリスクもあるため、安易に受けるのは控えた方が良いでしょう。

施術方法が合っていないと戻りやすい場合もある

鼻の形は個人差が大きく、皮膚が厚い方、薄い方、さらに脂肪の量が多い方、少ない方といったように様々なタイプがあります。
鼻尖縮小では、同じ団子鼻のお悩みでも、鼻の状態や希望の仕上がりによって適した施術が異なるため、自分に合った施術を受けることがポイントです。

切らない鼻尖縮小に限らず、鼻の状態や希望の仕上がりに合っていない施術を受けてしまった場合にも、元に戻る可能性が高くなります。
鼻尖縮小を受けるときは、カウンセリングを十分に行ったうえで自分に合った施術を選ぶようにしましょう。

医師の経験・技術不足で正しい手術を行っていない

鼻尖縮小は、一人ひとりの鼻の状態に合った施術を行ってこそ最大限の効果が期待できる施術です。
希望の仕上がりに対してどの方法が適しているかは、事前のカウンセリングでじっくりと鼻の状態を診察したうえで、医師による判断のもと決定していきます。

ところが、カウンセリングで適した施術法を選んでいても、医師の経験や技術が不足しているとイメージ通りの仕上がりにならない場合もあります。
鼻尖縮小では術後に腫れが出るため効果がわかりづらいこともあり、腫れが引いて改めて見たときに変化が少ないと、後戻りしたように感じるケースもあるようです。

鼻尖縮小で後戻りしてしまった場合の対処法

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切らない鼻尖縮小で後戻りしてしまったときには、修正手術を受けることになります。
また、切らない鼻尖縮小以外の施術でも、医師の技術不足などにより元に戻ってしまった場合、同様に修正のための再手術が必要になります。

医師の技術不足や不十分なカウンセリングによる施術方法の選択ミスなどが原因で後戻りしてしまった場合には、信頼できる他のクリニックで修正手術を受けるようにしましょう。
クリニック選びの際には、鼻整形の症例が多く紹介されているクリニックや、経験豊富な医師が在籍するクリニックを選ぶのがおすすめです。

鼻尖縮小の修正手術における注意点

目頭切開は、目頭の蒙古ひだを切開して目の内側に向かって幅を広くする手術です。

そのため、元から目と目の間の距離が近い場合には、少しの切開でも左右の目の間の距離が短くなりやすいという特徴があります。

左右の目の間の距離が短くなりすぎると、寄り目に見えてしまうため注意が必要です。

元々目と目の間の距離が近い方で目を大きく見せたいという場合には、目尻側に横幅を広げる目尻切開の方がおすすめです。

効果を感じられない場合がある

鼻尖縮小術の修正手術では、必ずしもイメージ通りの効果が得られない場合があります。

一度鼻尖縮小を行っている鼻は、修正手術で直せる範囲に限りがある場合も多く、鼻の状態によっては手術方法が制限されてしまうこともあります。

希望する術式とは違った術式での手術になるケースもあるため、思っていたような効果が感じられない場合もあることを理解しておきましょう。

どの程度の修正が可能かは、事前のカウンセリングでしっかりと医師と確認しておくようにしましょう。

ダウンタイムが長くなりやすい

初回の鼻尖縮小手術に比べて、修正手術の術後はダウンタイムが長くなりやすい傾向があります。

前に行った手術での傷や組織の癒着などがあると、腫れや内出血などの症状が出やすくなり、ダウンタイムも長くなってしまいます。

お仕事や外出の予定などがある方は、修正手術を受ける際には長めにスケジュールを空けておくのがおすすめです。

詳しいダウンタイム期間については、カウンセリング時に医師に確認しておきましょう。

修正が難しいケースもあり

以前の鼻尖縮小の施術内容や、現在の鼻の状態によっては、修正手術を行うことが困難なケースもあります。

鼻尖縮小の手術では鼻先の軟骨を除去することがありますが、一度切り取ってしまった軟骨を元通りに復活させることはできません。

また、軟骨はとても柔らかいため、力のかかり方によっては変形してしまっていることもあります。

軟骨が変形してしまっている場合は、修正手術を受けてもイメージ通りの仕上がりにならない可能性があります。

ほかにも、再手術を繰り返していると鼻の皮膚が厚く硬くなってしまうため、修正手術の効果が出にくくなります。

鼻尖縮小で元に戻るのを防ぐためのポイント

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広告などでも見かける「切らない鼻尖縮小」は、気軽にできてトライしやすい半面、効果が持続しにくい施術です。
せっかく鼻尖縮小の手術を受けるなら、一度の手術で長く理想の鼻をキープしたいという方も多いでしょう。

ここでは、鼻尖縮小の手術後に元に戻るのを防ぎ、鼻尖縮小の効果を長持ちさせるためのポイントについて解説します。

鼻の状態や希望のデザインに合わせて適切な施術を行う

前述のとおり、鼻は形だけでなく皮膚の厚みや脂肪の量など、個人差が大きいパーツのひとつです。
加えて、顔の中心にあるため、全体の印象を左右するとても重要なパーツともいえるでしょう。
鼻尖縮小を行う際には、鼻の状態や希望のデザイン、全体のバランスなど様々な要因を加味したうえで、適した施術方法を選択することが大切です。

鼻尖縮小術には「オープン法・クローズ法」「3D法」「埋没法」など複数の術式がありますが、埋没法のように糸で縛るだけの「切らない鼻尖縮小」では元に戻ることがあるため、長期的な効果を得たいのであれば、切開を伴う術式での施術をおすすめします。

どの術式にもメリット・デメリットはありますので、カウンセリングでしっかりと確認し、納得したうえで施術を受けるようにしましょう。

当院では、後戻りの可能性が高い「切らない鼻尖縮小」は取り扱っていません。
傷跡が目立ちにくいクローズ法での施術を基本とし、耳介軟骨移植や小鼻縮小との組み合わせなど、理想の鼻を実現するために最適な施術をご提案しています。

<鼻尖縮小術の症例>
鼻尖縮小術

症例の詳細

年齢/性別 20代/女性
施術名 鼻尖縮小術
費用 ¥200,000(税込) モニター価格¥180,000(税込)
リスク ・感染・熱感、浮腫み・鼻筋、鼻先の違和感、異物感・蕁麻疹、かゆみ、痛み・鼻筋、鼻先が曲がっていると感じる・頭痛、胸痛・動悸、だるさ、冷汗・鼻閉感・理想の高さ、形と異なると感じる・傷跡が気になる・施術部の感覚鈍麻、麻痺・アップノーズ、ピンチノーズ、pollybeak変形

他の鼻整形と組み合わせて施術を受ける

鼻の状態や希望のデザインによっては、鼻尖縮小だけでは効果が出にくいことがあります。
その場合は、鼻尖縮小と同時に他の鼻整形を組み合わせるのがおすすめです。

・耳介軟骨移植

鼻尖部に耳介軟骨を移植する施術で、鼻先の高さを出すのに効果的な施術です。
軟骨を入れる位置によってデザインに変化をもたせることができ、アップノーズぎみのツンとした可愛らしい鼻先にしたり、反対に鼻尖縮小のアップノーズを下方向に微調整することもできます。

耳介軟骨移植の詳細を見る

<鼻尖縮小術+耳介軟骨移植の症例>
鼻尖縮小術+耳介軟骨移植

症例の詳細

年齢/性別 20代/女性
施術名 鼻尖縮小術・耳介軟骨移植
費用 ¥544,500(税込) モニター価格¥484,000(税込)
リスク ・感染・熱感、浮腫み・鼻筋、鼻先の違和感、異物感・蕁麻疹、かゆみ、痛み・鼻筋、鼻先が曲がっていると感じる・頭痛、胸痛・動悸、だるさ、冷汗・鼻閉感・理想の高さ、形と異なると感じる・傷跡が気になる・施術部の感覚鈍麻、麻痺・アップノーズ、ピンチノーズ、pollybeak変形

・小鼻縮小(鼻尖縮小術)

横に広がった小鼻の一部を切除して、小鼻を小さくする施術です。
小鼻を小さくすることで鼻の穴も目立ちにくくなり、鼻全体がすっきりとした印象に整います。
小鼻の丸みやふくらみは鼻尖縮小だけでは改善が難しいため、小鼻縮小との同時施術がおすすめです。

小鼻縮小(鼻尖縮小術)の詳細を見る

<鼻尖縮小術+小鼻縮小の症例>
鼻尖縮小術+小鼻縮小

症例の詳細

年齢/性別 20代/女性
施術名 鼻尖縮小術・小鼻縮小(内側+外側)
費用 鼻尖縮小:¥220,000(税込) モニター価格¥198,000(税込)
小鼻縮小:¥253,000(税込) モニター価格¥231,000(税込)
リスク ・感染・熱感、浮腫み・鼻筋、鼻先の違和感、異物感・蕁麻疹、かゆみ、痛み・鼻筋、鼻先が曲がっていると感じる・頭痛、胸痛・動悸、だるさ、冷汗・鼻閉感・理想の高さ、形と異なると感じる・傷跡が気になる・施術部の感覚鈍麻、麻痺・アップノーズ、ピンチノーズ、pollybeak変形・軟骨の形が浮いてくる

まとめ

今回は、鼻整形の中でも人気が高い鼻尖縮小術について、後戻りの原因や対処法について詳しくご紹介しました。

ネットやSNSの広告などで見かける「切らない鼻尖縮小」は、短時間でできる気軽さやダウンタイムの短さが人気のようですが、効果が感じられないケースや元に戻ってしまうケースが少なくありません。

また、医師の経験不足や技術不足により正しい施術が行われずに、後戻りしやすくなってしまうこともあります。
鼻尖縮小を受ける際には、信頼できるクリニック選びも重要なポイントです。

タイデスエナガクリニックは、口コミアプリ「トリビュー」でも多くの高評価をいただいており、中でも「鼻尖縮小」の施術ではトップクラスの予約数を誇るクリニックです。
当院ではカウンセリングから施術まで、一貫して国内外での症例実績が豊富な院長の末永が担当いたします。
丁寧なカウンセリングで患者様のお悩みに寄り添いながら、一人ひとりに最適な施術をご提案いたします。
鼻のお悩み改善を希望される方は、ぜひお気軽にカウンセリングへお越しください。

当院のご予約方法

カウンセリングをご希望のお客様は、クリニックへ直接お電話頂くか、または、メール入力フォーム、LINEよりご予約ください。
タイデスエナガクリニック
03-5708-5731 受付:10:00~19:00 定休日:月木

監修医師

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末永 裕信

Hironobu Suenaga
  • 2009年 長崎大学医学部 卒業
  • 2009年 一宮西病院 勤務
  • 2011年 大手美容外科 勤務
  • 2014年 水の森美容外科 勤務
  • 2015年 水の森美容外科銀座院 開設 院長就任
  • 2019年 国内および国外の美容クリニックにて技術指導・顧問医として勤務
  • 所属 日本美容外科学会(JSAS)
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