脂肪吸引

当院における脂肪吸引のコンセプト1.より多くの吸引量
2.キレイなボディライン
3.徹底した安全管理
4.適正価格

脂肪吸引を受ける患者様はたくさんの脂肪を取って欲しいとお思いになる事はごく自然な事です。

もちろん、その気持ちに間違いはないのですが、我々術者は患者様が満足する細さを提供しながらも残すべき必要性のある脂肪を残すことが重要と考えます。

ただやみくもに吸引しても、大きな凹凸が出てしまったりボディラインが不自然では患者様の満足度は結果的に低くなってしまいます。

そのような思いから、上記の脂肪吸引のコンセプトを掲げています。

脂肪吸引とは脂肪吸引は最も効率よく理想の体型に近づける手術と言えます。
カニューレと呼ばれる脂肪吸引専用の細い管を使用し、痩せたい部分の脂肪をピンポイントで取り除く事で、ボディラインを整えます。

脂肪吸引は手術自体や麻酔における安全管理が向上しており、現在では日帰りでの手術が可能となっています
カニューレも数mmの小さな穴から挿入する事ができるため、傷口が小さく済みます。

また、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを取り除くため、リバウンドが非常に起こりづらい点が最大のメリットです。

脂肪の性質や付き方、筋肉の割合や骨格的な要素により、効果には個人差はありますが、それを差し引いても痩身効果は最も高い施術だと思われます。

脂肪細胞について

脂肪吸引とダイエットの違いを理解するためには脂肪細胞のメカニズムを知る必要があります。
脂肪細胞は、一般的に思春期前までは細胞の数自体が増えていきます。

しかし、思春期の後からは脂肪細胞自体の数が増えるわけではなく、脂肪細胞の大きさが大きくなる事で太ってしまいます。



つまり、ダイエットをしてもリバウンドが起こってしまうのは、ダイエットによって一時的に脂肪細胞は小さくなるものの、再び元の食生活などで脂肪細胞が大きく戻ってしまうからなのです。

一方、脂肪吸引は脂肪細胞の数自体を減らす手術です。
そのため、脂肪細胞が直接減少する事で脂肪のボリュームが減少し、部分痩せが可能となります。

また、一度除去した脂肪細胞は再生しないと言われていますので、多少太った程度では、残りの脂肪細胞が大きくなったとしても、元の体系にリバウンドする事は殆ど無いのです。

脂肪の組成

脂肪吸引は皮下脂肪を吸引しますが、その皮下脂肪には2種類の脂肪があります。

一つは皮下の浅い層に存在するいわゆる『皮下脂肪』ともう一つは、体の特定の部位に存在する『LFD(localized fat deposit)』と呼ばれる深い層にある脂肪です。

図のように、深い部分の脂肪である『LFD』を浅い層にある『皮下脂肪』が周囲を覆っています。
図をご覧になっていただくと、『皮下脂肪』には血管や神経が走行していますが、『LFD』は血管や神経が乏しくなっています。

ダイエットやエステによる痩身では、血行を介して脂肪細胞を燃焼させるため、反応する脂肪は『皮下脂肪』がメインとなります。血行に乏しい『LFD』はダイエットにはあまり反応しないのです。

そのため、一般的なクリニックの脂肪吸引では『LFD』をメインに吸引している事が多いようです。
しかし、女性の脂肪の付き方としては『LFD』だけでなく『皮下脂肪』もしっかりと付いている事が多くあります。
脂肪吸引を受けたものの、効果があまり出ていないと感じる場合、『LFD』以外の『皮下脂肪』の吸引が甘い可能性があります。

そのため、脂肪吸引でしっかりとした細さを出すためにはこの『皮下脂肪』をいかにしっかりと吸引しているかにかかっています。

しかし、『皮下脂肪』は皮下の浅い層に存在しているため、むやみやたらに吸引していると凸凹になりやすく、血管や神経の走行も多いため、出血・感染等のリスクもあります。

安全面や仕上がりの滑らかさを考えたうえで、この『皮下脂肪』の部分をいかに丁寧にしっかりと吸引するかが、患者様の術後の満足度の向上につながります。

脂肪吸引のテクニック・ポイントについて

脂肪吸引はボディデザインです。
ただやみくもに脂肪を吸引して細くする事だけが目的ではありません。

吸引すべきところはしっかりと吸引し、残すべきところは残す。
また、しっかりと吸引する部位であっても、吸引ムラや浅い層を取りすぎてはいけません。

経験値の浅い医師が行えば、大きな凸凹やバランスの悪いボディラインになってしまう可能性があります。
そのため、医師選びは慎重に行う事が望ましいでしょう。

また、脂肪吸引は麻酔を含めしっかりとした安全管理のもと行わなければなりません。
実際に安全に、かつバランスの良いボディデザインを行うための脂肪吸引のポイント・テクニックを解説します。

クリスクロス法についてクリスクロス法とは脂肪吸引のにおいて数少ない確立された吸引方法です。

脂肪吸引はカニューレという細い管ひとつで脂肪を吸引していく手術です。一つの穴から吸引していると、カニューレの可動の範囲・方向が限定的になってしまいます。

また、身体は曲面であるためカニューレが届きづらい部位も存在します。この点を理解せず、手術を行っていると均一な吸引にはなりません。これを補うものがクリスクロス法です。

クリスクロス法は一つの吸引範囲に対し複数の方向からカニューレを操作する事で、吸引ムラを抑え均一な仕上がりへと導きます。

また、均一に吸引する事で吸引ムラも少なくなり、結果として吸引する脂肪量も増えることになるため、特に、しっかりと吸引すべき部位においては必須のテクニックになります。

カニューレ、吸引圧の使い分け身体は曲面であるため、クリスクロス法を使用しても直線的なカニューレではどうしても届きづらい範囲もあります。

そのような部位には先端がカーブしているカニューレを使用する事で体のラインに沿って吸引を行う事が可能になります。

また、脂肪吸引は丁寧に行う事は大前提ですが、手術時間が長く掛かりすぎるてしまうと、合併症のリスクも高まるため、効率よく吸引する事が重要です。

脂肪吸引では、まず、深い層にあるLFDから吸引する必要があります。
LFD自体は比較的血行に乏しく、豊富に付いている方も多いため、深い層のLFDを吸引する際は、吸引圧を高めにし、径の大きめなカニューレを使用する事でスムーズに多くの脂肪を吸引する事が可能です。

その後、中間層→浅層にかけて、カニューレの径や吸引圧を微調整する事によって仕上げていきます。

様々な彫刻刀を使用しながら削り上げ、彫刻物を完成させる事と似ている事からも脂肪吸引はボディデザインと呼ばれているのかもしれません。

メリハリのあるボディデザインを脂肪吸引は細くならなければ意味はありません。しかし、吸引量を増やす事ばかりを意識してしまうと、バランスの悪いボディラインになってしまいます。

ギリギリまで吸引すべき部分と控えめに吸引すべき部分を理解する事でキレイな仕上がりとなります。どの部分をギリギリまで吸引するべきか、どの部分を控えるべきかを見極めながら手術を行います。

太もも、二の腕などそれぞれの部位でのポイントを個別に説明していますので参照下さい。

安全な麻酔管理手術の痛みは脂肪吸引を行う患者様の殆どが心配される事でしょう。
脂肪吸引で行われる麻酔方法としては、全身麻酔・静脈麻酔・硬膜外麻酔などがあります。

勿論、どの麻酔方法にもメリット・デメリット(リスク)はありますし、特にこの麻酔法が優れているということもありません。

重要な事は、麻酔をかける医師が最も得意とする方法で行い、万が一の場合にもリカバリーが可能な状況を作っておく必要があります。

当院では、基本的には静脈麻酔を使用し、必要に応じて吸入麻酔(笑気等)を使用します。
手術部位にはtumescent液という局所麻酔を使用します

この麻酔法では、手術中は患者様は眠っている状態であり、手術中の痛みを感じることもありません。
患者様に痛みを感じさせないことは、患者様自身のメリットだけでなく、手術を行ってる医師にとっても大きなメリットがあります。

痛みを感じなければ、無意識に患者様の体が動くこともないため、手術自体がスムーズに進行します。
また、痛みを感じてしまうと、手術中の患者様の呼吸器系や循環器系にも影響を与えてしまいます。

そのため、患者様が無痛で手術を受けられるという事は、手術のスムーズな進行、術中の安全面から考えても非常にメリットが大きのです。

術後の圧迫とマッサージの重要性脂肪吸引の手術後は皮膚の下にスペースが出来たり、皮膚が一時的に余剰した状態になります。

術後のスペースを放置してしまうと、そこに瘢痕組織が増生し、しこりの様になったり余剰した皮膚がタルミの様になってしまう可能性があります。

そのため術後の圧迫は非常に重要になってきます。
まず、皮下のスペースが埋まるようにしっかりと圧迫をすることは勿論、皮膚がずれた状態で皮下組織と癒着してしまうと、シワになったり、凹凸になってしまったりします。

そのようなことが起こらない様にしっかりとした圧迫指導を行っておりますので、患者様ご自身も指導を受けたそのままに圧迫ができるように頑張っていただきます。

また術後は皮膚の硬縮や皮下の瘢痕組織によって、一部が硬くなったりしこりの様に感じることがあります。

この現象自体は生理的なものなので問題ありませんが、これを放置してしまうと瘢痕組織が消失せず、凸凹の原因となる可能性があります。

そのため、術後は硬い部位や特にしこりに感じる部位などがあれば積極的なマッサージを行い皮膚を馴染ませる事が大変重要になります。

マッサージ方法も指導いたしますので、ご自身でも術後のマッサージをしっかりと行いましょう。

流れ

1.カウンセリング
脂肪吸引においては、術前のカウンセリングは非常に重要です。
患者様自身がどれくらいの理想を持っているのか、実際に吸引できる量の予想や、術後の変化の度合い、これはしっかりとご状態を拝見させて頂いて判断させて頂いております。
また、安全に手術を行うために、患者様自身の既往例やアレルギーなども診察させて頂き、手術及び、麻酔に対するリスクの評価をいたします。

2.血液検査・手続き
血液検査によって、肝機能や腎機能、貧血・感染症の有無など麻酔や手術を行う上で必要な情報を調べます。

3.手術当日
当日は静脈麻酔の関係から、術前9時間前より絶飲食となります。
手術が終わると、傷を縫合し傷口にガーゼを当てて、包帯を巻いたうえで、当日から圧迫着(ガードル・ニッパー等)を着て頂きます。
これは、当日からしっかりとした圧迫を行う事で皮下のスペースを少なくし、浮腫みや血腫・水腫の予防にもなるためです。

4.手術翌日
翌日はガーゼや包帯の除去とともに吸引部のご状態を診察いたします。
とくに、圧迫に関しては非常に重要な術後のポイントとなるため再度、圧迫の指導をさせて頂きます。

5.抜糸
術後7から10日に傷口の抜糸を行います。
遠方の方などは抜糸の必要のない吸収糸を使用する事も可能ですが、その後の傷口の経過を考えた場合、なるべくナイロン糸での縫合を行い術後はご自宅の近くのクリニック・病院での抜糸をお勧めしています。

6.検診
術後の経過や患者様のご状態を拝見させていただくために、基本的には1カ月と3カ月に検診にお越しいただくようにしています。

ご来院が難しい場合は、ご不安な点などございましたら、当院へご連絡いただけますと対応させて頂きます。

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