令和の美人の条件、『忘れ鼻』とは！？ 特徴、忘れ鼻になる方法や整形術について解説【医師監修】

本記事では、忘れ鼻の特徴を詳しく解説しています。鼻整形の豊富な症例実績がある末永裕信医師が監修しております。また、忘れ鼻に近づくためのメイク方法や、美容整形方法も紹介しています。

「理想的な忘れ鼻になりたい」「憧れの女優の鼻に近づきたい」とお考えの方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

忘れ鼻とは、スッキリして目立たず、美しく整った鼻のことを指します。顔と鼻のバランスが取れていると鼻の主張が少ないため、「美人の鼻は印象に残らない」と言われることから、忘れ鼻と称されるようになりました。

女優さんのように綺麗に整った顔立ちは、たしかに鼻の主張が少なく、顔のバランスが整っているように見える方も多いのではないでしょうか。

忘れ鼻の主な特徴は4つあり、女優さんのような美人の共通点でもあります。

• 鼻筋が高く通っている
• 小鼻が小さく引き締まっている
• 正面から鼻の穴が見えすぎない
• 鼻と顔のバランスが整っている

それぞれ詳しく解説します。

忘れ鼻の特徴の1つ目は、鼻筋が高く通っていることです。スッと真っすぐに通った鼻筋は、正面から見ても、横顔から見ても美しく見えます。

日本人は鼻の付け根にある「鼻根」が低い傾向にあり、どうしても鼻筋から鼻先までが低くなりがちです。高く通った鼻筋は憧れでもありますが、鼻筋が高すぎてしまうと、全体的な顔のバランスが崩れてしまう場合や、いわゆる「整形顔」、「アバター顔」になってしまう可能性もあります。

そのためバランスがちょうど良く、自然に高く通った美しい鼻筋が、忘れ鼻の特徴だと言われています。

忘れ鼻の特徴の2つ目は、小鼻が小さく引き締まっていることです。

小鼻が外側へ張り出してしまっていたり、強い丸みがあると、鼻の印象が強く残ってしまいます。また笑った時に頬の筋肉に引っ張られ、小鼻が外側に広がってしまうことで、小鼻が大きく見える場合もあるのです。

忘れ鼻の方は小鼻の幅が小さく、外側に張り出していないため、鼻の主張が抑えられている特徴もあります。

忘れ鼻の特徴の3つ目は、正面から見た時に鼻の穴が見えすぎないことです。鼻の穴は印象が強く残ってしまうパーツであり、鼻の存在感を際立たせてしまいます。

正面から鼻の穴が見えてしまう方の多くは、鼻先が上を向いてしまっている豚鼻（アップノーズ）や、小鼻が横向きに広がっているあぐら鼻の方に多いです。鼻の穴が見えてしまうと、主張が強くなり顔のバランスが崩れる原因となってしまうこともあります。

忘れ鼻の方は正面や横顔で見ても、鼻の穴が見えすぎない高さに鼻先があります。左右の小鼻と鼻先を点で結んだ際、逆三角形になっていれば忘れ鼻に近い鼻と言えるでしょう。鼻の穴が見えてしまう場合、メイクで改善することは難しく、美容整形で忘れ鼻になるのが近道です。

忘れ鼻の特徴の3つ目は、鼻と顔のバランスが整っていることです。個々のパーツが整っていても、全体的なバランスが取れていなければ、忘れ鼻とは言えません。

美人の基準である顔の黄金比率で、自身の鼻幅が顔幅の1/5であること、額・鼻・顎が顔全体の1/3であることを鏡で確認してみましょう。

当てはまるようであれば、忘れ顔に近い鼻の特徴であると言えます。

鼻の形状は個人差があり、さまざまなタイプがあります。自分の鼻タイプをしっかり理解することで、忘れ鼻に近づくためにはどのような方法があるか、どのような整形方法なら改善できるかがわかるでしょう。

ここでは、鼻タイプと加齢による鼻の変化を解説します。

• 鼻タイプ一覧
• 歳を重ねると鼻も老ける

順番に鼻タイプの特徴や原因を解説します。 (呼び方は通称の物も含めます)

歳を重ねると肌や筋肉なども一緒に衰えていきますが、鼻も例外ではありません。

鼻筋の側面にある「上唇鼻翼挙筋（じょうしんびよくきょきん）」が衰えてしまうと、鼻全体を支えきれず、鼻先が垂れ下がってワシ鼻のようになってしまうことがあります。

小鼻にある「鼻筋（びきん）」も同様で、衰えによって小鼻が外側に広がってしまうこともあるのです。鼻筋が衰えてしまうと、周囲の筋肉によって小鼻が外側に引っ張られてしまうため、団子鼻やにんにく鼻のようにボリュームがある印象を与えてしまいます。

また、筋力の低下によって皮下脂肪が鼻に多くついてしまうと、鼻全体が大きくなってしまい、特徴的な鼻に見えてしまうでしょう。

「今は大丈夫！」と思っていても、今後歳を重ねていくにつれ、鼻もどんどん老けていきます。

忘れ鼻に近づける方法の1つ目の方法は、美容整形で忘れ鼻を作ることです。メイクとは異なり、鼻の根本から修正するので、半永久的な効果が期待できます。憧れの女優さんのような肌をオーダーすることも可能です。

ここでは、美容整形で忘れ鼻になれる施術を4つ抜粋しています。

小鼻縮小｜小鼻の大きさを調整
鼻尖縮小｜鼻先を細くシャープに
耳介軟骨移植｜鼻先の高さや角度を整える
鼻中隔延長術｜鼻の穴を見えないようにする

上から順番に解説します。

あぐら鼻やにんにく鼻の方におすすめの美容整形は、小鼻を小さくする「小鼻縮小（鼻翼縮小）」です。

小鼻縮小（鼻翼縮小）は、横に広がりボリュームがある小鼻（鼻翼）を小さくする美容整形です。鼻の穴を小さく目立たなくしたり、小鼻の大きさや全体のバランスを整えられます。

小鼻縮小の施術法には、「外側法」と「内側法」2種類の術式があり、患者様の状態によっては外側法と内側法を組み合わせることもあります。

＜外側法＞
小鼻の外側のラインに沿って切開した後、外側に張り出していた余分な皮膚を切除します。切除した後、縫い縮めるように縫合していくので、小鼻のボリュームや鼻の穴が全体的に小さくなります。小鼻の溝やシワに沿って切開していくため、傷跡は目立ちにくいです。
皮膚そのものを切除するため、「より効果を実感したい」「小鼻を小さくしたい」といったお悩みの改善が期待できます。

＜内側法＞
鼻の穴を切開した後、鼻の内側にある余分な皮膚や組織を切除し、内側へ引き寄せるように縫合します。傷跡は見えない位置につけるため、肌に傷跡が残る心配もありません。外側法と異なり皮膚は切除しないため、「小鼻の張り出しは少ないが、鼻の穴を小さくしたい」といったお悩みの改善が期待できます。

鼻の美容整形：小鼻縮小（鼻翼縮小）の詳細はこちら

団子鼻が気になる方におすすめの美容整形は、鼻先にある鼻翼軟骨を引き寄せる「鼻尖縮小」です。

鼻尖縮小は、鼻翼軟骨を剥離した後、鼻先の厚みが出ている部分の軟部組織を除去する美容整形です。これにより、団子鼻特有である「鼻先の厚み」と「小鼻の張り出し」を抑えられ、鼻先をツンとシャープにする効果が期待できます。

注意点として、鼻尖縮小の施術後、まれに「アップノーズ」「ピンチノーズ」「polly beak変形」になる場合があります。当院ではpolly
beak変形を防ぐため、鼻翼軟骨の外側を一部切除することで、小鼻中央の盛り上がりを解消する効果が期待できるでしょう。

鼻の美容整形：鼻尖縮小の詳細はコチラ

団子鼻やあぐら鼻、ワシ鼻などボリュームのある鼻先が気になる方におすすめの美容整形は、鼻先の形状を整えスマートな印象が与えられる「耳介軟骨移植」です。

耳介軟骨移植は、患者様の耳から採取した軟骨や保存軟骨を用いて鼻先へ移植することで、鼻先に高さを出せる美容整形です。耳介軟骨は重ねて挿入できるため、細かな微調整もできるメリットがあります。

より効果を実感いただくために、鼻尖縮小との整形組み合わせ手術を提案する場合があります。

鼻の美容整形：耳介軟骨移植の詳細はコチラ

鼻の穴が見えてしまう豚鼻やワシ鼻の方におすすめの美容整形は、鼻柱を伸ばして鼻の穴を整える「鼻中隔延長術」です。

鼻中隔延長術は移植軟骨を用いて鼻の長さを出したり、鼻先の高さを整える美容整形です。忘れ鼻の条件として、「正面や横顔から見ても鼻の穴が見えない」ことが条件の1つでした。鼻中隔延長術では、鼻の長さや高さを変えることで、鼻の穴が見えないように鼻先の位置を変更できます。耳介軟骨移植より高さを出せるため、よりしっかり高さを出したい場合にもおすすめです。

また鼻中隔延長術は、ぺちゃ鼻のような全体的に小さく低い鼻にも適しており、施術を受けることで鼻先・鼻筋のメリハリをつける効果が期待できます。

鼻の美容整形：鼻中隔延長術の詳細はコチラ

忘れ鼻に近づける方法の2つ目の方法として、メイクで鼻筋や小鼻を整えることで、鼻全体を美しく見せる効果が期待できます。

メイクのコツは3つあり、丁寧に仕上げていくことで忘れ鼻に近い見せ方をできるでしょう。

• ハイライトで鼻筋を高く見せる
• シェーディングで鼻先を引き締める
• コンシーラーで気になる小鼻と顔の境界線をぼかす

順番に解説します。

ハイライトには光を集めて、鼻の立体感や明るさを出してくれる効果が期待できます。

鼻筋が少し低めの方は「スティックタイプやクリームタイプ」のハイライトを使いましょう。高さがある方は「パウダータイプ」でハイライトを入れてください。

スティックやクリームは、パウダーと比べてしっかり肌と密着し、発色が濃い製品も多いので、より立体感があり整った鼻筋になります。

目頭の間あたりから鼻先まで入れるとより高さも際立ちますが、ワンポイントテクニックとして、眉間の間にある鼻の付け根と鼻先には「ツヤやラメのあるハイライト」を使用しましょう。

鼻筋に入れるハイライトより、ワントーン明るいハイライトを使用することで、鼻の付け根と鼻先により立体感が出ます。ハイライトを入れた後は、指の腹でぽんぽんっとぼかし、周りの色となじませてあげてください。まるで美容整形を受けたかのような、通った鼻筋に近づけます。

ノーズシャドウは、シェーディングと同じように、影を作ることで鼻を引き締まったように見せてくれる効果が期待できます。ボリュームがある箇所に点置き、または線を引くようにぼかしてあげることで、シャープな印象を与えられます。

たとえば団子鼻の場合、気になる点は鼻先の丸みと全体的な小鼻の厚さです。鼻先の中央に塗ったハイライトを避けるように、鼻先の少し下に点置きし、小鼻の凹み部分にL字で線を引いてぼかしましょう。

陰影をつけることで明るい部分（ハイライト）に目がいきやすく、丸みが少し抑えられます。ハイライトと同じで、ノーズシャドウを入れたところは、ぼかして周囲になじませましょう。

小鼻のボリュームが気になる場合、小鼻の付け根と頬の境界線（ほうれい線の付け根あたり）に、自分の肌に近い色のコンシーラーを塗りましょう。塗るタイミングは、下地⇒コンシーラー⇒リキッド⇒パウダーの順番です。

小鼻と頬の境界線をぼかすことで小鼻の主張が抑えられ、小さくスッキリした印象を与えられます。小鼻の境界線に少し赤みが出ている場合、緑のカラーコントロール下地を塗りましょう。（緑は赤の反対色であり、色味を打ち消す特徴があります。）
参照：https://zokeifile.musabi.ac.jp/%E8%89%B2%E7%9B%B8%E7%92%B0/

メイクの基本の1つとして、色味を肌に乗せる時は必ずぼかしてなじませます。指で優しくぼかしてあげることで、強く出た色味がやわらぎ、インパクトを抑えると同時に、自然な仕上がりが期待できます。このメイク方法は、チークやアイシャドウなどにも応用可能です。

誰もが憧れる忘れ鼻。
メイクでも対応方法はありますが、美容整形であれば半永久的に効果が得られるだけではなく、「この女優のような鼻にしたい」「綺麗な横顔になれるよう、Eラインを意識して整えたい」等の細かなオーダーが可能です。

日によって顔の雰囲気を変えられるメイクも魅力的ですが、鼻の悩みを長期的に改善したいのであれば、美容整形で忘れ鼻になる方法もおすすめです。

美容整形は費用がかかるだけではなく、ダウンタイム期間が生じてしまうデメリットもありますが、中にはマスクをして次の日に仕事に復帰している方もいらっしゃいます。半永久的に理想の鼻を手に入れられた後は、メイク時間の短縮にもなり、きっと自分に自信を持てるでしょう。

忘れ鼻になるためには、「美容整形で改善」「メイクで近づける」と、2つの方法があります。

美容整形を受けようと考えている場合、鼻の整形は美容整形手術の中でもとくに難しい部類であるため、技術力が高く経験豊富な医師に執刀してもらうことをおすすめします。

鼻は複雑な構造になっていて、小さな器官の中に「皮膚」「鼻骨」「鼻翼軟骨」「鼻腔」が集中しています。そのため、鼻の機能を損ねずに手術をする技術力や、傷跡をいかに残さず自然な仕上がりにできるかが重要なのです。

当院は、国内No1の人気を誇る美容医療・整形の口コミアプリ、「トリビュー」で多くのお客様から喜びの声をいただいているクリニックです。中でも「小鼻縮小」は高評価の口コミを数多くいただいており、当院の美容整形において、圧倒的な予約数となっています。

院長の末永は国内外での症例実績が豊富なこともあり、患者様のお悩みに合わせて最適な美容整形をご案内いたします。鼻にお悩みを持つ方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。